Irvine

アーバイン校

塾での学習はよく「詰め込み教育」などと言われて、マスコミなどで批判の対象となることが多いですが、受験は詰め込みだけで合格を勝ち取ることができるほど簡単なものではありません。

 まず、十分な知識がないのに「知識の応用」ができるでしょうか。応用問題というものは、身につけた知識の中から問題解決に必要な部材を複数選び、一つ一つを適切に結びつけることで解決するようにできています。この結びつける力のことを「論理的思考力」と言いますが、部材である「知識」が足りなければ論理的思考力を発揮する機会すらありません。

 また、いくら知識を詰め込んだとしても、その知識を適切にアウトプットすることができなければやはり「論理的思考力」が活躍する場がありません。このように、詰め込むだけでは受験で合格を勝ち取ることができないというのが現実です。

 私は、これまで人生の半分以上塾の講師をしてきて感じていることがあります。ある時期は受動的で「詰め込み教育」の状態になっている子供たちがいるのは事実ですが、やがて彼ら全員が自ら志望校の合格を目指して能動的に勉強に取り組むようになります。ここに大きな「成長」があります。受験を終えた子供たちは、中学・高校・大学受験のどれをとっても一回り大きくなっているのです。

 学習塾Hinokiでは、“自分で考えて、自分で決めて、自分で行動できる人間に育てる”を教育目標に掲げ、その目標を達成するために「スパイラル学習法」「月例テスト対策指導」「月例テスト」「テスト世界上位者リスト作成」「自習のための教室開放」など様々な取り組みを行います。

小学部

日本国内の学習塾は一般的に小学4年生からコース授業が開設されていますが、これには理由があります。人間は直感的思考段階から論理的思考段階に移る時期が7歳~11歳と言われており、文部科学省の教育指導要領も、10歳を迎える小学4年生から抽象的概念を必要とする単元が増えるように配置してあります。Hinokiではこの時期を迎える1年前の小学3年生から教科書よりやや発展的な内容の学習を始め、スムーズに学習塾レベルの教材に対応できる力を養います。

算数

算数・数学のイラスト
小学生の算数はすべての単元が初めて目にするものばかりで、次から次へと新しい概念を身に付けていきます。大人から見ると当たり前のことであっても、子供たちにとってはそうではありません。まずは目の前のできる・できない、の結果にこだわらずに長い目で「角度」「面積」「速さ」「比」「割合」・・・などの概念を正しく身に付けられるよう指導していきます。
そして、その当たり前でないことを当たり前にしていく方法として取り入れているのが「スパイラル学習法」というシステムです。「先取り授業」→「月例テスト対策プリント」→「月例テスト」→「季節講習会」→「応用問題演習」と、通学していれば自然に同じ単元を1年間に最低5回は繰り返し学習します。知らなかったことを当たり前にできるレベルにするには、丁寧な導入授業はもちろん体験を増やすことが大変効果的なのです。

国語

国語・現代文のイラスト
国語は日本人だから勉強しなくても大丈夫、と思っていませんか?「主語と述語」「修飾語と被修飾語」「文と文」「段落と段落」などの関係を正しく理解しながら文章を読む力は、好きな本を何となく読むだけではなかなか身につきません。また、インターネットが普及して以来、会話形式の文を書く機会は増えているものの、読書感想文・課題に対する意見文などの「作文」は書く練習をしていないとなかなか書けるものではありません。
また、指導要領では小学生のうちは、文法は「言葉のきまり」という表現で「修飾語」「接続語」など、慣用的に使われ理解できるものに限られ、韻文は鑑賞のみとなっています。塾の教材では文法分野では「動詞・形容詞・形容動詞」などの用言、韻文では「切れ字」「枕詞」「倒置法」など中学生で扱う専門用語や表現技法も先取りで学習します。

時間割(2023年度以降)

学年曜日科目時間
小3算数15:30~16:40(70分/週)
国語16:50~18:00(70分/週)
小4算数15:30~16:40(70分/週)
国語16:50~18:00(70分/週)
小5算数15:50~17:00(70分/週)
国語17:10~18:20(70分/週)
小6国語15:50~17:00(70分/週)
算数17:10~18:20(70分/週)

テスト受験

テスト名会員一般
帰国子女センター試験
(標準/小5受験)
$25$35
帰国子女センター試験
(小6受験)
$35$45

※単科受験の方はテスト処理費用として$15の費用をいただきます。

中学部

帰国枠高校受験では、中央大学杉並や青山学院高等部などの一部の学校で一般入試と別日程で帰国枠入試を行っている学校がありますが、ほとんどの学校が一般入試と同じ日程で募集枠だけを帰国枠として選抜を行っています。日程が同じということは、入試問題も一般入試と同じです。これは国内生と同等の学力を求めているという学校からのメッセージです。

数学

算数・数学のイラスト
偏差値が65を超える有名高校の入試問題をみると、高校1年生の半分程度の学習をしていれば十分試験時間内に問題を解き終えることができるが、中学生の知識だけで解こうとすると時間がかかってしまうような問題が多く出題されています。具体的に挙げると「2次方程式の解と係数の関係」「1次関数の式の求め方」「接弦定理」「方べきの定理」「チェバ・メネラウスの定理」などです。また、単なる文字式の計算でも、高次式の因数分解や対称式を用いて式の値を求める問題など、そもそも高校生の知識を用いないと解けないものまであります。中高一貫校では中3で高1の学習を終了している学校もあるということを念頭に、入試過去問題を徹底研究しどのような出題にも対応できる力を、小学部同様に「スパイラル学習法」を用いて養成します。

国語

国語・現代文のイラスト
国語力は「言葉力」「精読力」「解答力」の三つに分けられます。「語彙力」はどれだけ多くの言葉を自分のものにしているか。単に知っている語数が多いとか辞書的な意味を知っているということではなく、自分なりのイメージやニュアンスをつかみとっていることが重要です。「精読力」はどれだけ文章の内容が読み取れているか。字面を追うのではなく、「筆者の言いたいことは何か?」・「この物語で伝えたいことは何か?」という文章のテーマをしっかりとらえる力のこと。「解答力」は設問の意図を読み取り問われていることに正確に答える力。「なぜこの設問があるのか?」・「何を答えさせたいのか?」を考え 作問者が意図をしていることをつかみとることが、正解にたどりつくための近道です。学習塾Hinokiでは良問を取り揃えたテキストによって演習→解説を繰り返し、これらの国語力に必要な三つの力を伸ばしていきます。

英語

英語のイラスト
現地校に通っている皆さんは英語については安心だと思っている子が多いですが、高校受験の英語はコミュニケーション能力を問うのではなく、アカデミックな知識を問うことが目的です。「適語補充」「書き換え」「正文選択」「誤文訂正」「語順整序」などは高校受験用のテキストでトレーニングが必要な項目です。例えば和文英訳で「その公園をいつもきれいにしておかなければならない」という日本語を英語に直せという問題で「Theで始めて」という条件があるとします。この場合、まず、能動態の「You must always keep the park clean.」という文章を考え、これを受動態にして「The park must be always kept clean.」にすることでThe で始まる英文を作成します。こういった文法的な知識を裏付けとした英語力を試されるのが高校受験での英語の試験なのです。

時間割(2023年度以降)

学年曜日科目時間
中1数学18:30~19:50(80分/週)
国語20:00~21:20(80分/週)
英語17:00~18:20(80分/週)
社会13:10~14:00(50分/週)
理科14:10~15:00(50分/週)
中2国語18:30~19:50(80分/週)
数学20:00~21:20(80分/週)
英語18:30~19:50(80分/週)
理科13:10~14:00(50分/週)
社会14:10~15:00(50分/週)
中3国語18:30~19:50(80分/週)
数学20:00~21:20
数学18:30~19:50(160分/週)
英語20:00~21:20(80分/週)
社会15:10~16:00(50分/週)
理科16:10~17:00(50分/週)

テスト受験

テスト名会員一般
帰国子女センター試験
(受験)
$35$45

※単科受験の方はテスト処理費用として$15の費用をいただきます。

高校部

高校生になると現地校の学習の難易度も高くなり、部活に参加するなどした場合は日本のカリキュラムに沿った学習をする時間が取りにくくなります。しかし、将来日本の大学に進学して高等教育を受けるのであれば、その手前の高校レベルの学習を日本語で学んでおかないと進学後に思わぬ結果になりかねません。Hinokiの高校部は単元ごとの受講が可能となっていますので、自分に必要な科目を選んでコツコツと日本語による学習の継続をしておきましょう。

数学

算数・数学のイラスト
現在の日本の高校進学率は97%を超えており、文系と理系に別れた学習が高校2年生から始まることを考えますと、高校1年生の数学までは義務教育と言って差し支えない状況となっています。帰国枠で理数系の大学を受験する場合入試科目に数学がない学部もありますが、面接の際に口頭試問で数学の力を試されることは珍しくありませんので特に注意が必要です。

現代文・小論文

国語・現代文のイラスト
帰国枠大学受験で小論文は理系・文系問わず必須となります。高校1年生で現代文を学習し、筆者の主張を正しく読み取る精読力を身に付け、高校2年生から小論文の対策に入ります。小論文では資料を読ませて、それに対する受験生の考えを問う問題も頻出となっています。課題文の内容が正しく読み取れていないと正しい主張を述べることができません。現代文と小論文はセットで学習すべき科目と言えるでしょう。

時間割(2023年度以降)

学年曜日科目時間
高1現代文20:00~21:20(80分/週)
数学Ⅰ18:30~19:50(80分/週)
数学A20:00~21:20(80分/週)
高2数学Ⅱ18:30~19:50(80分/週)
11th・12thTOEFL準備中
※「時間割」に記載のあるクラス授業以外は個別指導で承ります。曜日・時間はご相談ください。
なお、同じ曜日・時間での授業を希望する方が3名以上集まりましたらクラス授業として月謝を設定いたします。

アクセス

全米の安全な街ランキングで毎年15位以内に入っているアーバインの、 日本人居住区からもっともアクセスしやすいエリアです。

全米の安全な街ランキングで毎年15位以内に入っているアーバインの、日本人居住区からもっともアクセスしやすいエリアです。

住所

16782 Von Karman Ave. Unit20 Irvine, CA 92606

営業時間

月:  10時00分~21時30分
火:  10時00分~21時30分
水:  9時00分~20時00分
木:  10時00分~21時30分
金:  10時00分~21時30分
土:  9時00分~17時30分
日:  定休日

※午前中にご来校の方は事前にご連絡ください。